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5月12日(金) 映画 “リバティーン” を観た
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1960年代のイギリス。
主人公のロチェスター伯爵こと、ジョン・ウィルモットは自由奔放・傍若無人・酒好き・女好きの放蕩生活だが天才詩人。
060512ribatin05ある時、芝居小屋で不評を買ってる女優の才能に目を留め演技指導を申し出る。厳しいレッスンの結果次の舞台では拍手喝采の演技を披露。
そして親密な仲に・・・。
国王(ジョン・マルコヴィッチ)は彼の才能を信じ対立してるフランスとの仲を取り持つような演劇を作るように指示。ところがこの上なく卑猥かつ政治風刺に充ちた作品を上演、国王の逆鱗に触れる。
それからは坂を転げ落ちるような破滅的な生活へ身を落とし人を殺し、さらには梅毒にまでかかってしまう。
060512ribatin04母、妻、女優、遊女と強い意思を持った4人の女性達に相反し、柔弱な神経を持ち合わせたジョン・ウィルモット伯爵(ジョニー・デップ)は国王に見放されながらも最後は梅毒で立つことも不自由になりながら、杖を付き議会で国王を守るための演説をする。

主演のジョニー・デップの演技がすばらしい。と言うか彼によってこの映画が味付けられている。前半の貴公子役から後半の梅毒患者どちらも迫力があり画面にひきつけられる。ただ物語は盛り上がりに欠け、焦点がはっきりしないところに物足らなさが残る映画だった。

監督 : ローレンス・ダンモア
出演 : ジョニー・デップ, サマンサ・モートン, ジョン・マルコヴィッチ, ロザムンド・パイク
by elfin05-2 | 2006-05-12 23:31 | 映画・ラベル
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