12月13日(月) 帰国 ホノルル→成田(機内)
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ビジネスの彼は先に搭乗した。
私はエコノミーの29番通路側の席である。

順番が来たので搭乗する。
飛行機に入るとすぐに階段があり、左がファースト・ビジネス、右にエコノミー席が設けられていた。

私はエコノミー席の最前列のようだ、窓側は女性の客が先に着いて、荷物を棚に上げようとしていた。
私はそれを手伝い、ふと顔を合わせるとチェクインのときに声をかけてくれた2人の女性だった。
偶然にしても それは とてもうれしいことだった。

自分の荷物を上げようとしたとき、彼女は少し風邪気味のようでCAにマスクがないか尋ねていた。
ちょうど私は余分に持っていたので彼女にあげた。
彼女は感謝した。
飛行機は乾燥するので私は常時携帯している。

そして和やかに帰路の旅が始まった。
チェックインの時の“つかの間”だった出会いが 繋がった。

20台後半ぐらいの女性たちで、お話も上手で、ふとしたしぐさが人を気遣う 好感の持てる2人だった。
見ず知らずの私にどこまで話してくれるかわからないが職業を聞いてみた。

私の隣に座った女性はデズニーランドでお土産の販売をしているそうだ。
もう一人は男子プロゴルフのキャディーをやっているらしい。
風邪をひいて声が出ずかわいそうだったが、そんな状態でも5時間30分でゴールした2人はまだ若い!。
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自己紹介をして更に親しくなり、会話が盛り上がった。
時間は見る見る過ぎていく。

飛行機を一人で過ごすことに慣れていた私は、こんなに楽しい時間をすごしたのは久しぶりだった。

持っていたItouchでタロット占いをやったり、ソリテアをやったり盛り上がった。

しばらくして睡魔が襲い、誰となくDVDを見ながらうとうととし始めた。

どのぐらい寝たのだろかううつらうつらと眼がさめた。
ついていたDVDの続きを見始める。
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何気なく右側のCAの仕事場で2人のCAが話しているのが眼に入った。

左胸をさするようなジェスチャーで何をしているのだろうと興味を持ってみていると、
「あー、それは“緊張する”っていうのよ。」と聞こえた。
「偉いわねあなたは、そういう風にメモを取っていつも勉強している。」

日本人のCAがフィリッピンのCAに言葉を教えていたようだ。

私はさりげなく人をほめているそのCAに共感を覚えた。

今までもフィリッピンのCAと接したことは何回もあるが、日本人のきめ細かなサービスを彼女たちには期待できない。

外国人のCAは一方的で相手の(こちらの)気持ちを察してまでサービスをしてはくれない。
そこは同じ文化や習慣をもった日本人どうしの方が軍配が上がるということだろう。

でもこの機のフィリッピンCAは日本人とあまり変わらず、親切な気遣いをしてくれているような気がしていた。
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しばらく見ていると、やがてそのCAと眼が合い彼女は近づいてきた。
「何か御ようですか?」
の質問に
「出身はどちらですか?」と
ぶっきらぼうで唐突な質問に少し戸惑いながらも
「静岡です。」と答えてくれた。
「そうですか、静岡美人ですか。」
遠くからでも気になっていたが、近くで見ると更に清楚で美しい女性だった。

私は今見ていたことを彼女に伝えた。
「人をさりげなく褒めて育てるあなたは偉い。」
ほんの短いシーンだったが、とても好感をもてたことを彼女に伝えた。
彼女は恐縮して立ち去った。

暖かい気持ちに慕っていると機長から機内放送が流れてきた。
「JALのジャンボ機の運行は来年の2月で終了します。
私(機長)は入社したときからジャンボ機に乗り、別れるのは寂しい気持ちでいっぱいですがその時が近いうちにやって来ます。
これが最後の搭乗となるお客さんも多いかと思います。
キャビンから手を振ってお見送りしますので見てください。」ということだった。
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隣に座った女性は飛行機に詳しくマニアらしかった。
そのアナウンスを聞いた途端 2階席まで写真を撮りに行った。

ある女性客が先ほどのCAにカメラを預け、階段のところで記念写真を撮ってもらっている。
撮り終わったところで私はその女性客にカメラを預け、私も記念にそのCAと写真をとってもらうことにした。

その女性客はどこかで会ったような気がしたが思い出せない。
でも記念写真はうまく撮れた。
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しばらくしてそのCAにブログに乗せるかもしれないので、もしBLOGをみていやなら削除するので連絡くださいとブログの名刺を渡した。

そのとき「いつもご搭乗ありがとうございます。」といわれた。
「え?」
「先ほどのビジネスクラスのお客様がお話くださいました。」
そういえば友人をさくらラウンジに誘ってくれた女性のお客さんだった。

彼女もたぶん完走パーティーに出席して私たちのこと知ったのだと思った。

私はとてもうれしく思った。
JALパックのスタッフもよくしてくれるし、私の知らないスタッフまで声をかけてくれてうれしく思っていたところに私の知らないお客さんたちも私たちに良くしてくれるホノルルマラソンは私にとって大切なものになっているような気がする。

そして定時に成田空港に到着。
私たちは飛行機を降り機首まで進んだ。
コクピットでは手を大きく振る機長が見えた。
みんな振り返って写真を撮ったり手を振ったりして別れを惜しんだ。

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今年のホノルルマラソンは終わった。
ペースランナーとしては失敗したが、多くの人と出会い、たくさんの思い出が今年も出来た。
元気であれば来年また参加できる。

来年また頑張って挑戦しよう。

楽しかった旅は終わり、成田エキスプレスで現実の世界に戻っていった。


2010年ホノルルマラソン 終わり
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by elfin05-2 | 2010-12-10 11:55 | 2010ホノルルマラソン
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